「自己受容」で全部うまくいく。

目次

はじめに

あなたは「自己肯定感」という言葉を知っていますか?

アダルトチルドレンや愛着障害でお悩みの人であれば、ほとんどの人が知っているのではないかな…と思います。

そのくらい自己肯定感は良く目にするキーワードですよね。

あなたは、どういったキッカケで「自己肯定感」を知りましたか?

人と比べて自分はダメだな…と落ち込んだとき

ネガティブ思考から抜けだせないとき

人間関係がうまくいかないとき

頑張ってるのに報われないとき

自分には価値がないと思ってしまうとき

きっと、何かに悩んだり 傷ついたりして

何か解決策はないか?と探し求めた先に「自己肯定感」を知った

そんなケースが多いのではないでしょうか。

これまで自分が感じてきた生きづらさは「自己肯定感の低さが原因だったんだ」と知ったとき、
解決策が見つかった気がして目の前がパーッと明るくなり、前向きになれた人もきっと多いと思います。

私たちにとって、「自己肯定感」が人生の満足度を決めるキーポイントのひとつであることは間違いありません。

ですが、自己肯定感を上げたいと思ったとき 「陥りやすい落とし穴」があります。

誰もが自分の自己肯定感の低さを何とかしたいと思って

自己肯定感を上げるにはどうしたらいいのか?

自己肯定感を上げる方法

自己肯定感が下がる理由とは? など

「自己肯定感を上げれば私は変われるんだ!」と、希望に満ち溢れていたはずが、
解決どころか「ますます悪循環に陥いるケース」が、とても多いのです。

あなたにも思い当たる節はありませんか?

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]過去の私も自己肯定感を上げることに必死になってた時期があったんですよね。 当時は本当にしんどかったなぁ…  [/chat]

[chat face=”名称未設定のデザイン-29.png” name=”” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”] 直子さんにも そんな過去があったんですね [/chat]

私にも、自己肯定感の低さを克服したくて、必死に頑張っていた時期がありました。

頑張っても頑張っても自己肯定感は一向に上がらず、それでも諦めきれなくて、がむしゃらに行動し続けました。

諦めずに頑張り続けたおかけで
「自己肯定感が上がった」「もう私は大丈夫だ」と思えたことも何度もありました。

けれど、、、そんな喜びも束の間

「私は変われた!」そう思えたあとの落ち込みようは ものすごくて…

[chat face=”名称未設定のデザイン-29.png” name=”” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”] そんなことがあったんですね…これが直子さんの言う、自己肯定感の落とし穴でしょうか? [/chat]

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]そうですね… 当時の私は、自己肯定感の落とし穴にスッカリはまってしまっていました[/chat]

こんなに頑張っているのに、どうして私は変われないの?

私に足りないものは一体何なの?

もがき苦しんだ末に最終的に辿り着いたのが「自己受容」でした。

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]自己受容できるようになれたおかげで、これまで感じていた すべての悩みがスルスルと解消していったんですよね!これには本当に驚きました[/chat]
[chat face=”名称未設定のデザイン-30.png” name=”” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”] 長年の悩みから解放されて、本当に良かったですね [/chat]
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今回の記事では、あなたにとっても一番大切である「自己受容」について解説していきます。

自分の人生 まだ諦めたくない

自分のことを もう一度信じてみたい

あなたの心の中にこの想いがあるなら、ぜひ最後まで読み進めてみて下さい。

愛着のトラウマやアダルトチルドレンを克服するためのヒントになるはずです。

自己受容とは

まずは「自己受容とは何なのか」知っていきましょう。


今の自分が嫌いだから悩んでいるのに、ありのままの自分を受け容れるなんて、私には絶対に無理!」

こんな風に感じている人もいると思います。

まず結論からお伝えしますね

もちろん、自己受容をできるようになる過程であったり「これが受容するってことなのか」と感覚的に掴めるまでの時間には個人差があります。

ですが!誰でも何歳からでも「あなたが諦めなければ」自己受容はできるようになりますよ。

自己受容は、子ども時代の親との関わりを出発点とし育まれます。

私たちは「ありのままの自分で無条件に愛される」という感覚
親から与えて貰うことによって、自分を受容し「安心や安らぎ」という感覚を初めて知るんですね。

愛着と同じですね。

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自己肯定感をつくる6つの感覚

自己肯定感は6つの感覚で出来ています

上の図は自己肯定感を、一本の木に見立てたものです。

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]自己肯定感をつくる6つの感覚は以下の通りです [/chat]

  • 自己受容
    自分のダメな面も良い面も含めてありのままを認め、許し、労わることができる。自己受容によって生まれる肯定的な感覚のこと。
  • 自尊感情
    自分の良さを自分で評価し、自分には価値があると思える感覚のこと。
  • 自己効力感
    私は出来る!と思える感覚 、いわゆる自信のこと。
  • 自己信頼感
    自分を信じられる感覚。
  • 自己決定感
    自分で主体的に決めることができる感覚。
  • 自己有用感
    他者や社会との繋がりの中で「私にも役に立てることがある」と思える感覚。

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”] 自己肯定感には様々な側面があるんですよね [/chat]

[chat face=”名称未設定のデザイン-30.png” name=”” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”] こうして図でみるとイメージしやすいですね [/chat]

自己受容は、深い自己肯定感である

自己受容は、自己肯定感の中でも最も深い位置にあります

つまり、「心の基盤であり土台」だと言えます。

自己肯定感の木が健やかに成長するためには、地面にしっかりと根を張ることが大事です

木は、土台がしっかりしていなければ成長できません。

このことから、根っこである「自己受容」が大事だということは一目瞭然ですね。

自己肯定感の落とし穴

「生きづらさの原因は自分の自己肯定感の低さが原因なんだ」と知ったら、
大抵の人は、自己肯定感を上げればいいんだ!と考えると思うんですね。

実は、この自己肯定感を高めようと頑張ることこそ、注意すべき点なんです。

ここで、ついやってしまいがちなのが「条件付きの自己肯定ばかりを高めてしまうこと」

[chat face=”名称未設定のデザイン-29.png” name=”” align=”left” border=”none” bg=”gray” style=”maru”] 条件付きの自己肯定感とは? [/chat]

自己肯定感には2つの異なるタイプがあります。

ひとつは、

長所も短所も ひっくるめてこれが私…と
ありのままの自分にOKを出せる
無条件の自己肯定感

もうひとつは

「仕事でいい結果を残せた」
「人に感謝してもらえた」
「勇気を出して挑戦できた」など

能力的な面であったり
周りの評価によって自分を認められる

条件付きの自己肯定感

ここで言っておきたいのですが、決して条件付きの自己肯定感が悪いということではないのです。

ただ、 育む順番が重要なのです。

何かに挑戦し「私でも出来た!」と感じられることで、その経験が自信に繋がります。

これが自己効力感です。

他者や社会との繋がりの中で必要とされたり、感謝されたりすることで「私にも役に立てることがあるんだ」と自分の存在価値を感じることができます。

これが自己有用感です。

「私にも できた!達成できた!」
「私でも人の役に立てるんだ」

このような経験が、自己肯定感の成長に繋がります。

自己受容が育まれていないと どうなるの?

自己肯定感を高めなきゃ

出来た!うまくいった!そんな時は自分にOKを出せる

失敗した、うまくいかなかった、そんな自分は受け入れられず落ち込み自分を責める

また振り出しに戻る

このループを繰り返し 結果、不安や恐ればかりを感じてしまい、自分の感情に振り回される日々になってしまいます。

無条件の自己肯定感、つまり自己受容ができていないままだと…

人に認めてもらいたい気持ち(承認欲求)ばかり強くなったり
人からの評価でしか自分の価値を感じられなくなるおそれがあるので注意が必要です。

条件付きの自己肯定感ばかりを高めてしまうと、こうして自ら悩みの悪循環を招いてしまうのです。

自分では「良くできた」と感じた出来事であっても、
他人の些細な一言によって やっと築けた自信が脆くも崩れ去ってしまい、
思うような結果に繋がらないと「高まった~」と感じていた自己肯定感はすぐに揺らいでしまいます

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”] これが正に 過去の私ですね [/chat]

まずは悪循環を断ち切ろう

人生の満足度を決める「自己肯定感」を高めるために、あなたにまずして欲しいことは、悪循環を善循環に変換してあげることです。

悪循環を断ち切るために何をすればいいのか?それは…自己肯定感を高めようとしないことです。

一見、矛盾してるように感じるかもしれませんがとても重要なことです。

先程お伝えしたように、まずは 「自分を受容できるようになる」こちらに集中しましょう。

自己受容とは「ありのままの自分を認め、あるがままを受け容れること」

未熟な自分も、出来ない自分も、思うような成果が得られなくても
そのままの自分を受け容れること

この練習をすることが、悪循環を断ち切る はじめの一歩になります。

自己受容感を育む方法

私たちは無意識に、親から愛されて当然だと考えています

この無条件に愛される感覚が「自己受容」の原点なのです。

けれど、愛着障害であったり アダルトチルドレンの人は、
子ども時代に 自分の思うような愛情が得られずに不安な状態で過ごしたため
大人になった今も愛されない不安や見捨てられる不安を感じて生きています。

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愛されることが当然だと感じ、無意識に期待してしまうからこそ、愛されない不安に苛まれることになります。

悪循環を断ち切るために、これからあなたにやって欲しいことは、
あなた自身があなたのお母さんとなり、心の中の小さな自分を承認してあげて欲しいのです。

ちゃんと出来ない自分を承認すること、失敗を許すことは、ありのままの自分では愛されないと強く思い込んでいる私たちにとって、とても難しい課題です。

ですが!

自己受容が育まれていないからと言って恐れる必要はありません。どうか自分を大切にすることを拒まないで下さい。

今の自分を否定肯定もしない
出来ない自分ごと認めてあげるだけ

ただ、それだけで大丈夫なんですよ。

ただそれだけで、あなたの中の小さな自分が癒され、やがて大きな変容をもたらします。

[chat face=”1844D9FA-E2B7-4F8A-96EC-6360B8F50A62.png” name=”なおこ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]

大切なことは「やり続けること」

何度も何度も繰り返しトレーニングすることなんですよ。
[/chat]

まとめ

私は長い間「弱い自分を変えたい、強くなりたい」そう願って生きてきました。

なぜなら、私の生きづらさの原因は「自分の心が弱いせいだ」と思っていたからです。

でも私のこの考えは間違っていたんですよね…

「どんな自分も、ありのままに認め受け容れること」

これこそが本当の強さなんだと気づけたのです。

これが私に必要なことだったのです。

未熟な自分も、ちゃんとできない自分、否定することなく認めることが出来るようになると、すべての問題は驚くほどに解決していきます。

自己肯定感の低さを克服したいと願い、がむしゃらに頑張っていた時には得られなかった安心感や達成感さえも感じることが出来るようになります。

同じ傷みを経験し克服した私が、心からあなたに伝えたいことです。

あなたの中の「小さな私」を癒すことで
あなたの人生はどんどん好転しはじめますよ

まずは、無料で学んでみよう。

子どもを怒りたくないのに怒るのをやめられない、子どもを可愛いと思えない本当の理由がわかる!

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